おすすめ曲
Man in the Box
1stアルバム『Facelift』の収録曲。
「政府やマスメディアの検閲」について書かれた曲。
特にジェリーのギターソロが素晴らしく、2008年にギターワールドが発表した「史上最も偉大なギターソロ・ベスト100」にて77位にランクインした!
USビルボードチャートのメインストリームロック部門で18位を記録!!
Them Bones
2ndアルバム『Dirt』のオープニングトラック。
7/8拍子という奇妙な変拍子に乗っかる重苦しいギターリフとレインの咆哮から始まるバンドの代表曲!
僕がAlice in Chainsにハマったきっかけになった曲。
たった2分半ほどの曲であるが、このバンドが底知れない凶悪さや闇を秘めていることを感じさせた。
曲の内容は「人間は人の屍の上で生まれ、死んで、また新たな人間を生み続ける。人とは何て孤独な生き物なんだ。」という厭世観を歌っている。
USビルボードチャートのメインストリームロック部門で24位を記録!!
またオルタナティブエアプレイでも30位を記録した!
Them Bones(Fishbone カバー)
あのミクスチャーロックの大御所、Fishboneが『Them Bones』をカバーした!
あのパーティーロック的な曲が多いFishboneがどす黒い曲『Them Bones』なんて演奏できるのか?と心配したが杞憂に終わった。
しっかり原曲の暗さが残っている。
また不思議なことに通常のFishboneのように大勢のブラスバンドを率いて演奏しているのにも関わらず、曲のどす黒さが損なわれていない!
名カバー曲と言って間違いない!!
Would?
2ndアルバム『Dirt』収録曲であり、シングルカット曲。
この曲は1990年頃にシアトルで活動していた”マザー・ラヴ・ボーン”のフロントマンアンドリュー・ウッド(1990年に24歳の若さで逝去) について書かれたもの。
彼らなりの追悼曲であった。
曲初めのベースのヘヴィーさとリズム感に圧倒される。
まるで遠くから化け物たちの足音が聞こえてくるような不気味さを感じる。
USビルボードチャートのメインストリームロック部門で31位を記録!!
Would?(Korn カバー)
ニューメタルバンドとして今でも第一線で活躍しているKornによるカバー。
そもそもKornはAlice in Chainsから音楽的影響を受けていることを公言していたため、KornらしさとAlice in Chainsらしさはかぶっている部分がある。
このカバーはほぼ原曲に近い形でカバーされている。
Would?(Metallica アコースティックカバー)
世界的に最も有名なメタルバンドの一角、メタリカによるアコースティックカバー!
全く関係ないがMetallicaのギタリスト、カーク・ハメットの老けっぷりに驚愕した...
Down in a Hole
2ndアルバム『Dirt』収録曲であり、シングルカット曲。
バラード風グランジソング。
喪失、嫌悪、鬱病に関する曲でファンからの人気が高い曲。
スローテンポな曲であるが歌メロやギターサウンドの禍々しさは損なわれておらず、バラード風ではあるがアコースティックとは程遠い曲である。
USビルボードチャートのメインストリームロック部門で10位を記録!!
Heaven Beside You
3rdアルバム『Alice in Chains』収録曲であり、シングルカット曲。
レインが7年間のガールフレンドとの別れの後に書かれた失恋ソング。
アコースティック要素が多く、今までのAlice in Chainsとは全く異なるアプローチの曲。
賛否両論がある曲であるが、専門家によってはこの曲を「バンドの最高傑作」として挙げることが少なくない。
USビルボードチャートのメインストリームロック部門で3位を記録!!
またオルタナティブエアプレイでも6位を記録した!
おすすめアルバム
『Facelift』(1990年/1stアルバム)
メタル界隈から高評価を受けたグランジアルバム。
彼らのメジャーデビューアルバム。
『Man in the Box』・『We die young』・『Sea of Sorrow』などの人気シングル曲が収録されている。
USビルボードチャートで42位を記録し、アルバムは全米で200万枚の売り上げを記録した。
メタルの帝王と名高いオジーオズボーンが「お気に入りの10枚のメタルアルバムリスト」の一つとしてこの『Facelift』を選出!
またSound Gardenのギタリスト”キム・セイル”も『Facelift』をお気に入りのグランジアルバムの一つだと公言している。
『Dirt』(1992年/2ndアルバム)
バンドの最高傑作であり、グランジシーンで唯一無二の不気味さが感じる名盤!
アルバムの内容は前作よりもさらに陰鬱で、主に薬物中毒による苦痛やそれに伴う人間関係の悲劇に焦点があてられた作品となっている。
批評家・専門家たちからの評価が非常に高く、アルバムの芸術性が高く評価された!
2017年にローリングストーン誌が選んだ「史上最高のメタルアルバム100枚」にてこの『Dirt』は26位にランクインした!
同様に2019年にローリングストーン誌が選んだ「史上最高のグランジアルバム50枚」にてこの『Dirt』は6位にランクインした!
USビルボードチャートで6位を記録し、アルバムは全世界で500万枚の売り上げを記録した。
また1993年のグラミー賞で最優秀ハードロックパフォーマンス部門にノミネートした!
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